
(左)モロッコといえばミントティー。午後のひと休みに味わいたい。(右)夕陽の中で黄金へと色を変えるワリディア。
昼食を終え、次の食事の前に少しお腹を空かしてみようと、散歩に出かける。有名なカキの養殖所を見学し、午後の優しい光の中を歩いてまたホテルへ。スパでココナツスクラブのトリートメントを受け、プールサイドでうとうとしたところを、ミントティーでリフレッシュ。そんなことをしていると早くもディナー用のワインをセレクトする時間になる。赤ワインで始めるなら地元産の“ガゼル・ド・モガドール(Gazelle de Mogador)"・・・。でも、アトラス山麓で生産される“ヴォリュビリア(Volubilia)"の白も捨てがたい。やっぱり食べ物から先に決めるべきか。なら、この辺りで自慢の煮込みラム肉か、マトウダイのタジン鍋か・・・。そう、ワリディアを訪れるにあたって、一番辛いのはこれ。ディナーは何を食べるか、どちらに転んでも失敗のない選択肢に迫られることだ。
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