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(上)花咲き乱れる「Fioraio Bianchi Caffè」と、今も現役のオーナー氏(Photos: Courtesy of Emilio Scoti)。(中)フローリストとデザインブティックを組み合わせた「Tearose」。(下)緑溢れる「10 Corso Como」のカフェテラスと屋上ガーデン。

花に囲まれてみる
春が過ぎても緑のミラノには花が咲き乱れているよう。自らの目でそれを確認するためにも、まずはシックなブレラ地区の「フィオライオ・ビアンキ・カフェ(Fioraio Bianchi Caffè)」へ。ベテランフローリストが手がけるこの花屋兼カフェでは、毎朝オーナー自らが準備するロマンチックなアレンジメントに囲まれながら、月替わりの季節メニューが楽しめます。腹ごしらえをしたら、モンテナポレオーネ通りにあるコンセプトショップ「Tearose」を訪問。オーナーのアレッサンドラ・ロヴァーティ=ヴィターリさんが、花とファッションとインテリアグッズで生み出す世界観は、なんともセンシュアル。最後はティチネーゼ地区でリーヴァ姉妹が手がけるグリーンハウス兼イベントスペース「ヴィヴァイオ・リーヴァ(Vivaio Riva)」へ。カクテルを口にしながら、緑溢れる空間を散歩したい。

ファッション・ピクニック
イタリアはもちろん、世界中のファッショニスタを、すでに25年近くも魅了し続けてきたカルラ・ソッツァーニの「ディエチ・コルソ・コモ(10 Corso Como)」は、今さらご紹介の必要もないだろう。でも、ファッション&デザイントレンドの聖地とも言えるミラノ本店を訪れたら、見るつもりなくとも欲しいものが見つかってしまうのは当たり前。自らの物欲に疲れたら、併設カフェの心落ち着くテラス席、またはクリス・ルス(Kris Ruhs)の彫刻や陶芸作品が並ぶ屋上のガーデンで深呼吸。都会のオアシスの存在を改めてありがたいと思えるはず。
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