世界の贅沢、NILEの贅沢

コンパーテス・ショコラティエ　その魅力の秘密とは

チョコレートアーティストの革命児
ジョナサン・グラム氏インタビュー

ロサンゼルス・サンタモニカ近郊に本店を構える高級チョコレートの老舗「コンパーテス ショコラティエ」。チョコレートの味にこだわり、多くのセレブリティーを魅了するショコラティエだ。チョコレートアーティストの革命児とも言われるジョナサン・グラム氏がオーナーを務め、芸術的な作品を多く生み出している。使用する原料や素材のバランスにこだわり、味覚でも視覚でも楽しめる遊び心にあふれた“アート"とも呼べるチョコレートだ。そのジョナサン・グラム氏がバレンタインに合わせて来日、革新的なデザインでチョコレートに革命を起こす、その秘密に迫った。
　まず、コンパーテス ショコラティエの代表的なモチーフとして登場するのが“スカル"だ。そのスカルデザインを思い付いたのは、彼が経営者となった19歳のときだという。「もともとスカルが大好きで、若い、楽しいと思ってもらえるチョコレートを作りたかった。スカルを象徴的に使うのも面白いんじゃないかと思ったんだ」と同氏は語る。
そこから商品化に取り組み、今ではコンパーテス ショコラティエを代表するモチーフとなっている。トリュフにはキュートなスカルプリントが、「スカルスティック」はその名の通りスカルの形をしたスティックタイプのチョコレートで、どちらも一度見たら忘れられないインパクトを放っている。

ジョナサン・グラム氏が作り出すチョコレートは、そのデザイン性と品質の高さで世界中を魅了している。