
中村芳中 ≪白梅小禽図屏風≫ 細見美術館。

“愛らしい琳派”の魅力
・中村芳中
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「光琳を慕う―中村芳中展」が4月8日(火)~5月11日(日)、千葉市美術館にて開催される。
江戸時代後期に大坂を中心に活動した中村芳中。尾形光琳の画に傾倒して「たらし込み」を駆使した作品を多く描き、享和2(1802)年に江戸で『光琳画譜』を出版する。江戸琳派の祖として近年人気の高い酒井抱一が活躍したのとほぼ同時期のことだ。特徴は、光琳の装飾性や抱一の絢爛さとはまた異なる、見る人の気持ちを和ませる愛らしい画風。犬や鳥、人までもが独特のゆったりとしたフォルムで描かれている。
江戸時代後期に大坂を中心に活動した中村芳中。尾形光琳の画に傾倒して「たらし込み」を駆使した作品を多く描き、享和2(1802)年に江戸で『光琳画譜』を出版する。江戸琳派の祖として近年人気の高い酒井抱一が活躍したのとほぼ同時期のことだ。特徴は、光琳の装飾性や抱一の絢爛さとはまた異なる、見る人の気持ちを和ませる愛らしい画風。犬や鳥、人までもが独特のゆったりとしたフォルムで描かれている。