
シンプルながら存在感のある定番の「オパリーノ」や「イドリア」、スカートのドレープをイメージした特徴的な「ファッツォレッティ」、編状の型で凹凸を表現した「モノフィオーリ・バロトン」といった同ブランドのアイコンになっている作品を、2019年新色のインディゴとオレンジで構成。
伝統工芸が盛んなイタリアにおいて、特に知名度の高い工芸品と言えるヴェネチアングラス。アドリア海に浮かぶ島々から成る水の都、ヴェネチアのムラーノ島で作られることから、ムラーノグラスとも呼ばれている。中世からのガラス工芸の歴史を受け継ぎ、現在も工房が密集するムラーノ島だが、そのなかでも特出した芸術性とクオリティーを誇るのがヴェニーニだ。
同ブランドがスタートしたのは1921年。ガラスの巨匠と称されるパオロ・ヴェニーニが骨董商のジャコモ・カッペッリンとともにガラス工房を立ち上げた。
「ヴェニーニの一番の特徴は、一つひとつの作品の芸術性を重視し、コンセプトに裏付けされた美しいものを作り続けていることです。それは創業以来、100年近くを経てもまったく変わっていません」と話すのは、現在、同ブランドのCEOを務めるカルロ・ロンガニアーニ氏。
パオロ自身が優れた作品をデザインする一方で、時代を牽引(けんいん)する芸術家と積極的にコラボレートし、創造性を主役にした作品を生み出してきた。カルロ・スカルパやエットレ・ソットサス、ジオ・ポンティなどが数々の名作を残し、近年も安藤忠雄やスタジオ・ジョブといった幅広いデザイナーとコラボレート。芸術性を進化させながら、タイムレスなデザインを実現している。

同ブランドがスタートしたのは1921年。ガラスの巨匠と称されるパオロ・ヴェニーニが骨董商のジャコモ・カッペッリンとともにガラス工房を立ち上げた。
「ヴェニーニの一番の特徴は、一つひとつの作品の芸術性を重視し、コンセプトに裏付けされた美しいものを作り続けていることです。それは創業以来、100年近くを経てもまったく変わっていません」と話すのは、現在、同ブランドのCEOを務めるカルロ・ロンガニアーニ氏。
パオロ自身が優れた作品をデザインする一方で、時代を牽引(けんいん)する芸術家と積極的にコラボレートし、創造性を主役にした作品を生み出してきた。カルロ・スカルパやエットレ・ソットサス、ジオ・ポンティなどが数々の名作を残し、近年も安藤忠雄やスタジオ・ジョブといった幅広いデザイナーとコラボレート。芸術性を進化させながら、タイムレスなデザインを実現している。
