
アルフレックスの「WORK STUDIO」は、仕事の効率化を図りながらも住まいのような居心地の良さを目指した多目的スペース。オープンスペースとミーティングスペースで構成された107㎡の空間が、「beyond borders」という考え方を体現している。
そんな卓社長だから、家業を継いだのも自然な流れ。入社して30年、父子二人三脚で歳月を重ねてきた。
同社は創立間もなく、日本人のライフスタイルや感性に合うオリジナル製品の開発をスタート。1986年には「A・SOFA」という爆発的ヒット製品を誕生させるなど、大いに気を吐いた。しかしビジネスは山あり、谷あり。
「デザイナーである父は、『いい物をつくれば売れる』という信念の持ち主。そこは私も共感しますが、2000年ごろになると物があふれ返り、従来のプロダクトアウトの考え方だけでは立ち行かない。お客様に買っていただくための提案に軸足を置いたマーケットイン型の経営にシフトする必要があると、私は思いました。社外取締役の方々の支援もあり、新体制の経営も堅調に推移してきました」と卓社長は振り返る。会社にとって最大の危機は、バブル崩壊とリーマンショック。2011年には“どん底"にまで落ちたという。そこをどのように乗り越えてV字回復を果たしたのか。
「一番大きいのは、モルテーニとの出合いです。収納に強いこのブランドを導入したことにより、それまでソファを中心にリビングからダイニングまでを網羅したアルフレックスの領域に加え、システム収納を取り入れたワードローブを展開する体制が整いました。しかも昨年は、モルテーニグループのダーダの取り扱いを開始し、カテゴリーをキッチンにまで拡張できました」
同社は創立間もなく、日本人のライフスタイルや感性に合うオリジナル製品の開発をスタート。1986年には「A・SOFA」という爆発的ヒット製品を誕生させるなど、大いに気を吐いた。しかしビジネスは山あり、谷あり。
「デザイナーである父は、『いい物をつくれば売れる』という信念の持ち主。そこは私も共感しますが、2000年ごろになると物があふれ返り、従来のプロダクトアウトの考え方だけでは立ち行かない。お客様に買っていただくための提案に軸足を置いたマーケットイン型の経営にシフトする必要があると、私は思いました。社外取締役の方々の支援もあり、新体制の経営も堅調に推移してきました」と卓社長は振り返る。会社にとって最大の危機は、バブル崩壊とリーマンショック。2011年には“どん底"にまで落ちたという。そこをどのように乗り越えてV字回復を果たしたのか。
「一番大きいのは、モルテーニとの出合いです。収納に強いこのブランドを導入したことにより、それまでソファを中心にリビングからダイニングまでを網羅したアルフレックスの領域に加え、システム収納を取り入れたワードローブを展開する体制が整いました。しかも昨年は、モルテーニグループのダーダの取り扱いを開始し、カテゴリーをキッチンにまで拡張できました」