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「本物」を求める人々を魅了する、その眼鏡にかなう住まいを実現するために、ディテールにもこだわり抜いた。例えば住戸の玄関ドア。一般的なマンションは、スペースの有効活用のために外開きになっているが、ここでは客人を迎え入れるにふさわしいよう、ホテルと同じ内開きを採用。その重厚感のある扉そのものにも、あくなき追求が感じられる。どこまでも上質・洗練・快適を極め、スイッチパネル一つとっても、このグランフロント大阪オーナーズタワーのためだけにデザインされているのだ。こうした小さなこだわりを積み重ねることで、時代を超えた美しさのある住まいが生まれた。
 居室の間取りも従来の集合住宅とは異なる。住宅をホテルに近づけるのではなく、ホテルに居住するために必要な機能を付加することで、住宅に近づけた。上質な時間を過ごす場所としてふさわしいよう、生活感を感じられるキッチンはパーラー・ダイニングから見えにくいクローズドキッチンを多く採用している。また、日常的に客人を招くことを想定し、客人をもてなすパブリックゾーンであるパーラー・ダイニングは玄関ホールすぐ、寝室やバスルームなどのプライベートゾーンは奥に配置し、先へ進むほどプライベートな空間へと移行するような間取りとなっている。
大切なゲストをもてなすパーラー・ダイニング。ゆとりと洗練さを感じさせるしつらえが、そこで過ごす時間をより豊かに演出する。
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