世界の贅沢、NILEの贅沢

（上）ホテルのラウンジを思わせる、くつろぎの空間「ザ・リビング」。一角には暖炉を備え、アート作品が飾られている。一日の喧噪を忘れるような穏やかな時間が流れる。※CG処理を施しています。

“The Hotel”
グランフロント大阪オーナーズタワー

Text Ichiko Minatoya

大阪の新しい顔である「グランフロント大阪」。その敷地の一角に「グランフロント大阪オーナーズタワー」はそびえる。そこは、ホテルに宿る本物のラグジュアリー、そして真の心地良さを追求した住まい。世界に誇る“私邸”なのだ。

大阪の新しい顔として、再開発が進む「うめきた」。その先行開発区域である「グランフロント大阪」は、巨大な4棟のタワーから成る複合開発都市だ。A・B・Cという三つのブロックから成り立ち、A・Bは感度の高いアパレルやインテリアショップ、話題のレストラン、更には高規格オフィス、ホテルなどが集まり、Cはグランフロント大阪で唯一の分譲住宅「グランフロント大阪オーナーズタワー」となっている。
　今まで誰が、大阪駅の徒歩圏内に、これほどの住まいが誕生すると想像しただろうか。緑豊かなグランフロント大阪という街の中にそびえ立つ、地上48階建ての邸宅は、発想そのものからして今までにないマンションと言えるだろう。
　その発想とは何か。従来の生活必需品としてのマンションではない。人々が潜在的に持つ欲求を刺激する、嗜好品の領域に踏み込んだ住まい。グランフロント大阪という都市において、究極のホスピタリティーが貫かれた、真に心地良く上質な空間をつくる。そこから生まれたのが、「マンションがホテルであってもよい」という発想だ。目指したものは、ホテルライクではない「ホテルそのものの領域」へと踏み込んだ空間。模倣ではない“The Hotel"という創意を貫いた先にある本物をつくることだ。