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(左上から)エクステリアのデザインに合わせて見事に設計された、独自の22インチホイールを標準装備する。そのスタイルに際立つ個性を与えている。 / 多彩なインテリア装備には、ナールド・デザインのテーマを貫いている。ナールド仕上げを施すなどして、“最上級”をさらに引き上げる。 / 一目で最上級と分かるギア。こうしたパーツの細部にもこだわり、英国のクラフツマンシップが息づく洗練されたビスポークの世界観を表現する。 / ランドローバーが誇るSVO(スペシャル・ビークル・オペレーションズ)が設計・開発を手掛けた最上級モデルである証し。 / 最大17度リクライニングする後部座席は“ファーストクラス”以上の乗り心地。各座席にはマルチメディアや収納テーブルなどが装備されている。 / SVOがあらゆる妥協を排して作り上げた “SVAutobiography”のインテリアは、自分好みに細かくカスタマイズできる。
クラブはプロダクションモデル、つまり機械で量産するプロダクトパターから選ぶことも、アメリカ本社でスコッティ・キャメロン自身が一本一本手作りしているプロ選手用モデル、ツアーパターを選ぶこともできる。まさにこれもまたビスポークと呼ぶに等しい世界だ。後者はビスポークそのものであるし、プロダクトパターといっても、ヘッドの重さや色を変えたり、ロゴや名前を入れることが可能だ。こうしたゴルファーならこだわりたい部分をカスタマイズできる意味では、こちらもビスポークの範囲内といえるだろう。
 さて、そんな共通点を見いだした今回のゴルフ旅。クルマはまさにビスポークを具現化した、レンジローバー SVオートバイオグラフィー。エクスクルーシブなレンジローバーを手掛けるSVO(スペシャル・ビークル・オペレーションズ)が仕立てるシロモノだ。エンジンは標準仕様の5リッターV8スーパーチャージャーをスープアップしたもので、最高出力は40馬力アップの550馬力となる。そして、エクステリアとインテリアに用意されたこのクルマならではのビスポークテイストあふれるアレンジは、一瞬でスタンダードモデルとは違うオーラを感じる。具体的にはフロントグリル、ボンネットとリアの「RANGEROVER」スクリプト、テールゲートのバッジなどが目に付く。また、ボディーカラーはコントラストカラーを組み合わせるデュオトーンペイントをオプションで用意する。これだけでもかなり個性的だ。
 まさにこれがジェントルマンの国で生まれたこだわり。45年におよぶ専門知識が感じられる。ビスポークのモノ作りの素晴らしさは、今もなお生き続けている。
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