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(上)ドバイ・クリークのアブラ。(下)スークの花香料。
アラブ首長国連邦は、アラビア半島ペルシャ湾南東部の8つの首長国(首長が率いる国)から成り立つ。真珠を名産とする小さな漁村であったドバイは、やがて海のシルクロードといわれる交易の中継地ともなった。20世紀半ばに油田が発見され大きく発展するが、石油に頼ることなく観光などの産業を開発。メトロなど公共の交通機関もでき、移動も便利になった。一方で、アラビア湾に注ぐドバイ・クリークの周辺には昔ながらの風情を残す旧市街地も残されている。クリークには大航海時代を思わせるダウ船が見受けられ、アブラと呼ばれる市民の足となっている小舟が忙しく往来する。クリーク沿いには風の塔と呼ばれる涼風を呼び込む工夫を凝らしたアラブ様式の建物が点在する。入り組んだ路地の奥には、スークと呼ばれるアラブ式の市場が現われる。金銀を売る店がひしめくゴールド・スーク、様々な香辛料や雑貨を売る庶民のスーク…探せば、アラジンのランプや魔法の絨毯も売っていそうな…歩き疲れたら、水辺のカフェ花の香りのするアラブ・コーヒーか、水煙管をくゆらせるのも一興。

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(上)街の随所にモスクが。(下)アラブ料理フルコース。
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