世界の贅沢、NILEの贅沢

それはともかく、富士桜高原別荘地の特徴の一つは、二つのゴルフコースが隣接していることだ。富士桜カントリー倶楽部と富士レイクサイドカントリー倶楽部。前者はトーナメントにも使用される戦略的なコースとして、後者は51年の歴史を持つクラシックなコースとして名を馳せる。言うまでもなく、どちらもゴルフ好きにはたまらない名門コースである。
　別荘にゴルフコースが隣接しているのはまさに英国風と言っていいだろう。カントリークラブ自体がそもそもジェントルマンの社交場だからだ。英国にはポロやクリケットを行うグラウンドを持つマナーハウスなるものもあるが、カントリークラブもそんな部類に入るのは言わずもがな。現に富士桜カントリー倶楽部のクラブハウスはラウンジが広いのが印象的で、会員の社交場としての雰囲気が漂う。

（右上／下）広大な敷地にいくつもの区画を持つ富士桜高原別荘地。どの区画にも趣のある建物が並ぶ。（左上）ものづくりへのこだわりには定評のある本間ゴルフ。50余年の歴史あるブランドはこうした場所によく似合う。（左下）“フジサンケイクラシック”が行われることでも知られる富士桜カントリー倶楽部。プレー期間は4月縲鰀12月の9ヶ月となるが、夏場は平均気温23℃と過ごしやすい。写真は、名門クラブとしての趣を感じさせるクラブハウス。