


(上から)「セミラミス・ホテル」(ギリシャ|アテネ)、「チャンバーズ」(米・ニューヨーク州|ニューヨーク)「ザ・ジェームス」(米・イリノイ州|シカゴ)
3. SEMIRAMIS HOTEL(アテネ)
カリム・ラシッドのワイルドなインテリアの中に、さらにアートを取り込むとなったら、かなり大胆な作品を選ばなくてはなりません。それをきちんと心得た「セミラミス」は、ジェフ・クーンズ、村上隆、ジェニー・ホルツァーにマイケル・ベヴィラックアといったポップさ満点のアーティストの作品を取り集めました。
4. CHAMBERS(ニューヨーク)
「チャンバーズ」は世界でもいち早く近代アート作品をデザイン&コンセプトに取り入れたホテル。客室・公共空間含め、ホテル内には500点以上の作品が飾られているほか、客室フロアの廊下はそれぞれジョン・ウォーターズやボブ&ロベルタ・スミスといったアーティストのオリジナル作品が描かれたキャンバスとなっています。
5. THE JAMES(シカゴ)
シカゴの「ザ・ジェームス」では、どの空間にも近代アーティストによる作品が置かれています。中でも注目は、ロビーに置かれた地元アーティスト、ジョエル・ロスの作品。“Room 28"呼ばれるこの作品は、古いモーテルの部屋に残っていたものをスーツケースに詰め込み並べたという、なんとも紛らわしいインスタレーションです。