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イスタンブル 華麗なる古都からアナトリアの秘境まで
晴天のボスポラス海峡の朝 ©IBRAHIM ZAMAN。
美しい自然、荘厳な宮殿、偉大なるモスク、色鮮やかなバザール
―イスタンブルの多彩な魅力を堪能
イスタンブルから望むボスポラス海峡はいつも黒味を称えた艶を帯びている。ボスポラスとは牝牛の門渡りという意味で、古代神話でゼウスと浮気した娘が女神の嫉妬で牝牛に変えられ、この海峡を渡って逃げたからだとか。深く険しい海峡だったに違いないが、実際には平均幅1キロ、長さ30キロ。この海峡がイスタンブルを西のヨーロッパ大陸と東のアジア大陸に分かつ。
 かつてコンスタンチノープルと呼ばれ1000年に渡って栄えたこの都の歴史は、金角湾の南側に位置する旧市街地に残されている。遊覧船に乗ると、変化に富んだランドスケープとモスクの丸屋根と尖塔が作るスカイラインがパノラマのように迫ってくる。市民が集まる旧市街地ガラタ橋を海峡の風に吹かれながら歩けば、このエキゾッチックな都の生活が身近に感じられる。
ガラタ橋の夕暮れ、家路を急ぐ人々。
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