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「ゆめぴりか」×日本料理「旬房」
一つはゆめぴりかの力強さに負けない、パワーのあるものを。もう一つは、逆にその力強さを引き立たせる、柔和なものを選んだ。
 「新しい食材は積極的に試すし、そこで新しいおいしさに出合えれば、『これで何かやりたいな』と、思う。そのワクワクが、すごく楽しい。北海道は野菜も肉もおいしいとは知っていましたが、でもお米までは気が付かなかった。驚きました」
 これなら、どんなおかずにも合うと、太鼓判を押す根笹氏。
「こんなこと言ったらなんですけど、おかずなしでご飯だけでも十分うまい(笑)。タマゴかけご飯のような、シンプルな食べ方をすると、より分かると思います」
 日本料理において、米は何よりも多く食されている素材。毎日のように食べるものだからこそ、そのおいしさにはこだわりたい。
 「ご飯そのものが力強いから、わさびを細切りとすり下ろしにして、炊きたてのごはんにのせ、もみのりを散らしてしょうゆを垂らす。これを混ぜた『わさびご飯』もお薦めです。いろんな食べ方ができると思うので、ぜひいろいろ試してください。ゆめぴりかのおいしさは、これで何かやってみたいと思わせる味ですね」

北海道米「ゆめぴりか」
「さらにおいしい北海道米をつくろう」と研究開発された新品種ゆめぴりか。「夢」にアイヌ語で「美しい」という意味の「ピリカ」を組み合わせてネーミングした。ホクレンのインターネット通信販売「グリーンネットショップ」(http://www.kitanokodawari.com/hokuren/)で販売中。首都圏では、伊勢丹立川店・府中店・新宿店、東急ストア、プレッセ、北海道フーディスト(東京駅八重洲口)で購入できる。

●問い合わせ
ホクレン農業協同組合連合会 TEL011-232-6233
(上左)力強いゆめぴりかに負けない、味わいの濃いおかずをと、選ばれたのは「本鮪と黒豆納豆のユッケ風」(2,800円)。(上右)ご飯そのもののおいしさを引き立てる、優しく深い味のおかずなら「季節の鮮魚 煮付け」(4,000円~)。今回はメバルとタケノコを合わせた。(下右)グランド ハイアット 東京 副総料理長(和食統括)、根笹卓也氏。日本料理の名店「なだ万」で修業し、2005年よりグランド ハイアット 東京「旬房」総括料理長に。2007年より現職に就任。
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