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(左)コロニアル建築を優しく見守る菩提樹。(中)城壁の南東角に建つ18mの灯台。(右)宝飾店の工房で職人の技を見学できる。
南西部海岸は2004年のスマトラ沖地震で大きな被害を受けた。世界遺産のゴールも被害を被ったが、今ではきれいに再建されている。アラブ、ポルトガル、オランダ、そして、英国の侵攻を受け、城壁に囲まれた城塞都市として今日も残っている。オランダ風の教会や、ポルトガル風のパティオ、英国調のコロニアル建築などが菩提樹の木陰に佇み、大航海時代からのノスタルジアを醸し出している。城壁の門には、今もオランダの東インド会社の紋章が掲げられている。城壁の外にはゴールの新市街が拡大している。門に近い城壁の中にある、かつての東インド会社の建物は優雅に改装され、アマン・リゾートの運営するアマンガラ・ホテルになっている。夕暮れのインド洋を眺めながら、城壁の上を一周するのが人気の散歩コースだ。ヤシのシルエットに囲まれて、白い灯台が薔薇色に輝く。
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