
(左)のどかな風情の漂うコロンボの川辺。(右)旧市街地の中心部は活気が溢れている。
スリランカで今、活気溢れる主都、コロンボ(正式な首都はコロンボ郊外に移転している)。2000年前からローマ、アラブ、中国などとの交易が行われ、16世紀にポルトガルの香辛料交易の拠点となり、後にオランダ、そして1802年に英国植民地の首都となった。このため、コロンボの町並はもちろん、スリランカの随所にコロニアル風情が色濃く残されている。中央部の高原にある紅茶のプランテーションや、アジア最古といわれるゴルフ・コースなどもその代表だろう。一方で、コロンボは急速な発展を遂げており、2015年を目処に外資のデラックス・ホテルが続々開業する。旅行者に人気なのは、新旧の魅力あふれるコロンボと南西海岸。ビーチ・リゾートとアーユルヴェーダ・スパが集まっている。