
インテリアは、工芸品とも言うべきハンドメイドで丁寧な仕上げ。ピアノブラック仕上げのウッドや細かいステッチが施されたレザーに彩られる。ドアを閉めると、密閉された車内はとても静かで、美しいインテリアに囲まれた超高級サルーンとなる。
そんな街の名前をモデル名にするのは、ベントレーが大活躍をしたからだ。彼らは1920年代から30年までに、そこで5勝もあげている。当時、国籍を問わずレース好きを虜とりこにしたのは容易に想像がつく。そうそう、その立役者がいわゆるベントレーボーイズ。オシャレなジェントルマンたちがステアリングを握り、ベントレーを勝利へと導いた。彼らもまた、英国流スタイルの申し子である。そしてそんな背景から、ミュルザンヌの名前が付くのだが、そこには英国流のユーモアもあるように思えて仕方ない。なんたってフランス語なのである。
そんなミュルザンヌで訪ねたのは、千葉県成田市にあるグリッサンドゴルフクラブ。趣のあるゴルフ場だ。それにしても、ベントレーとゴルフ場はよく似合う。それはゴルフが英国発祥のスポーツだからといえば、それまでかもしれない。が、個人的に思うのは、カントリークラブはそもそも社交場としての倶楽部だから。そしてそこに乗り付けるのは、昔から英国車と決まっている。
そんなミュルザンヌで訪ねたのは、千葉県成田市にあるグリッサンドゴルフクラブ。趣のあるゴルフ場だ。それにしても、ベントレーとゴルフ場はよく似合う。それはゴルフが英国発祥のスポーツだからといえば、それまでかもしれない。が、個人的に思うのは、カントリークラブはそもそも社交場としての倶楽部だから。そしてそこに乗り付けるのは、昔から英国車と決まっている。