
デザイナーとのコラボレーションで知られる「クラリッジズ」のクリスマスデコレーション。
WHERE TO STAY
どのエリアに行っても、この季節はなにかしらイルミネーションが溢れているのがお祝い気分のロンドン。特にオックスフォード・ストリートやリージェント・ストリートといった大通りは、わざわざ出向いて散歩する価値あり。また、コヴェント・ガーデンやトラファルガー・スクエアは毎年飾られるツリーが有名。クラシックな上品さが魅力の「クラリッジズ(Claridge’s)」は、街の中心地にあるという便利さもさながら、そのレトロな雰囲気がまた、伝統派ラグジュアリーがひときわ輝きを増すこのシーズンにぴったり。もちろん、ランバンのクリエイティブ・ディレクター、アルベール・エルバス氏が手がけるクリスマスデコレーションも楽しみのひとつ。一方、スローン・スクエアとハロッズが四季を通じて人を集めるナイツブリッジ〜ベルグラヴィア地区では、「ザ・バークレー(The Berkeley)」が屋上階をホリデーラウンジへと変身させ、名作クリスマス映画を屋外スクリーンで上映します。クリスマスはおとぎ話の世界のもの、という方は、クラーケンウェル地区へ。今年の春以来、リノベーションのため閉館されていたチャールズ・ディケンズの旧家(兼、博物館)も12月から再オープン。クリスマスとディケンズに関するイベントも多数企画されているよう。近くのスタイリッシュな近代派ホテル「ザ・ゼッター(The Zetter)」も悪くないが、冬気分を盛り上げるならボヘミアンな雰囲気漂う「ゼッター・タウンハウス(Zetter Townhouse)」をチョイス。