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(左上)海辺の遊歩道で過ごす何気ない時間に癒やされる。(左中)イタリア人建築家、レンゾ・ピアノが設計したチバウ文化センターには、現代芸術作品が展示されている。(左下)郊外のヌアメ市民墓地。(右上)異国情緒あふれる住宅街。(右中)街に点在するカトリック教会のひとつ。(右下)夕涼みを楽しむメラネシアン。
フランスの香り漂う南国の街
ニューカレドニア最大の都市。本島・グランドテール島の南方に位置するヌメアは、1853年にフランス領となって以来、異国情緒あふれる独自の文化を形成してきた。レモンイエロー、サーモンピンク、ミントグリーン、オフホワイト――街には強い太陽の光を受けるカラフルな建物が立ち並び、南国でありながらフランスの香り漂う雰囲気を生み出している。その中心部にあるのは、ヤシの木が茂るココティエ広場だ。市民の憩いの場となる場所で、周囲には洒落たレストランやカフェも多いため、散策中にひと息つくのもよいだろう。さらに付近には、ニューカレドニアの野菜や果物、魚介類が豊富にそろい、地元の人でにぎわう朝市もあるので、朝食がてらのぞいてみたい。もっとも活気あふれる週末には音楽演奏やアトラクションも行われている。
 またヌアメの街並みは、「プチ・パリ」と呼ばれるほど洗練されているが、メラネシア文化が息づいているのも面白い。小道を曲がると、色鮮やかな原色のミッションローブをまとったメラネシアンが、のんびりと歩いていることもある。日常の風景にフランス文化とメラネシア文化が混在し、自然と調和していることが、この街の大きな魅力と言えるだろう。
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