
MC550シリーズのカラー冷蔵庫(842,400円)は遊び心をくすぐる存在感。特にレッドは人気が高く、キッチンのアクセントになる。

美しいキッチンのアクセント
Text Mayumi Sakamoto
冷蔵庫は必需品である。だからこそかもしれないが、あまり凝ったデザインのものはない。しかしインテリアにこだわる人が選ぶ冷蔵庫がある。mabe(マーべ)のカラー冷蔵庫。実は、600以上のカラーからセレクトする楽しみもある。
冷蔵庫は白物家電といわれる。普及した当初、家電といえば白が主流だったからだが、特に冷蔵庫には白というイメージがあるのではないか。キッチンでもっとも大きな存在感を放つこの家電は、必需品なだけに〝無難なデザイン〞に甘んじていたのかもしれない。
こだわりのオーダーキッチンには美しい冷蔵庫を置きたい。カラー冷蔵庫という選択肢もあるが、上質な仕上げとカラーの種類の多さでいえば、「マーベ」である。
マーベは1946年創業のメキシコの会社で、長らくGEのパートナー企業として開発・製造を手がけてきた。日本で販売されてきたGEの冷蔵庫は、実はマーベで製造されていたものである。今ではほとんどの冷蔵庫に採用されている、プラスチックのインナーキャビネットのパイオニアとして成長してきた。日本の輸入元総代理店はGEブランド時代から引き続き、吉岡電気工業。カラー冷蔵庫はGE 時代より取り扱っていたという。
トマトのような赤、レモンのような黄色、ピーマンのような緑。ビビッドトーンからペールトーンまで、600色以上から選ぶことができる。キッチンの面材とそろえたい、愛車と同じ色にしたいといった細かな要望に応えることができるのは、吉岡電気工業の工場で厳しい品質管理のもとに行っているからだ。オーダーを受けてから納品までに1カ月ほどかかるが、そのほとんどが塗装の時間だという。塗装しては磨く、その繰り返しに耐えうるのは厚い鋼板。それゆえ、重厚感のある仕上がりになり、高級なオーダーメードキッチンにも違和感なく調和する。その仕上がりはまるで鏡のようにつややかで、頬ずりしたくなるほど美しい。
こだわりのオーダーキッチンには美しい冷蔵庫を置きたい。カラー冷蔵庫という選択肢もあるが、上質な仕上げとカラーの種類の多さでいえば、「マーベ」である。
マーベは1946年創業のメキシコの会社で、長らくGEのパートナー企業として開発・製造を手がけてきた。日本で販売されてきたGEの冷蔵庫は、実はマーベで製造されていたものである。今ではほとんどの冷蔵庫に採用されている、プラスチックのインナーキャビネットのパイオニアとして成長してきた。日本の輸入元総代理店はGEブランド時代から引き続き、吉岡電気工業。カラー冷蔵庫はGE 時代より取り扱っていたという。
トマトのような赤、レモンのような黄色、ピーマンのような緑。ビビッドトーンからペールトーンまで、600色以上から選ぶことができる。キッチンの面材とそろえたい、愛車と同じ色にしたいといった細かな要望に応えることができるのは、吉岡電気工業の工場で厳しい品質管理のもとに行っているからだ。オーダーを受けてから納品までに1カ月ほどかかるが、そのほとんどが塗装の時間だという。塗装しては磨く、その繰り返しに耐えうるのは厚い鋼板。それゆえ、重厚感のある仕上がりになり、高級なオーダーメードキッチンにも違和感なく調和する。その仕上がりはまるで鏡のようにつややかで、頬ずりしたくなるほど美しい。