
風防は光の反射をカットする両面無反射コーティングにより文字盤上の視認性を向上。文字盤のタキメーターで速度、回転ベゼルで経過時間が計れるマルチ・パーパス。ノッチ(切欠き)仕上げのリュウズやプッシャーはグローブをしたままの操作性に優れている。ブライトリングの名作が採用し続ける名キャリバー「ブライトリング13」を搭載。
現代クロノグラフの原点となった意匠
今日までに多くの時計ブランドがクロノグラフ腕時計を生産してきたが、それら多くのデザインはブライトリングに影響を受けたといって過言ではない。その範となったのが1942年に登場したクロノマット。2プッシャーと回転計算尺を装備した現代のクロノグラフ腕時計の元祖となる名機だ。これをベースにブライトリングは、航空、工学、医療、放送、スポーツなど業界のプロ仕様に適する実用性を考慮したデザインのモデルを派生させてきた。そして、1983年にイタリア空軍のエアロバティックス・チームと共にクロノマットをフルモデルチェンジして翌年に市販させた。最大重力加速度10Gから精密な内部を非磁性ステンレススチール製ケースで保護する屈強な計器に姿を変えたクロノマットは、その後も日々クロノグラフを使い込む者のために100%クロノメーター化という高精度を確約。ハイクオリティな堅牢性、操作性、視認性、装着感に導く革新は尽きることがない。
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