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残念ながら現在の中禅寺湖には、そうした倶楽部はなく目に出来るのはその足跡だけ。イタリア大使館別荘記念公園は、当時の空気を肌で感じられる。しかし、イギリス大使館の別荘は建物が残っているだけで、フランスとベルギー大使館の別荘は現在も使われている。また、倶楽部があった西六番館も焼失してしまい、当時のマントルピース(暖炉)が物悲しく立つばかりだ。
 こうした時代の流れをずっと見守ってきた中禅寺湖や男体山、日光二ふた荒ら 山神社は、今もそこに凛として存在する。いうなれば、英国人のグラバーらが郷愁の念を抱いた景色が、今も変わらずそこにあるのだ。英国人が発見し、育くんだ奥日光・中禅寺湖。それと英国の自動車史を代表するジャガーのマッチングは実に奥深い。優雅なエクステリアデザインばかりか、なめしの効いたレザーシートなどは英国そのもの。そこに身を置くとガラス越しの景色も少々趣が変わるものである。
 「なるほど、今日はもう少し遠くまで足を延ばそうか……」。そんな気にさせるのは、このクルマが英国人ならではの冒険好きの血統だからかも、しれない。
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