世界の贅沢、NILEの贅沢

■アート オブ ブルガリ
130年にわたるイタリアの美の至宝
会期 2015年11月29日（日）まで
会場 東京国立博物館 表慶館
開館時間 9：30～17：00
（10月9日、16日、23日を除く金曜日と10月31日～11月2日は20：00まで、10月2日・3日は22：00まで開館）　※入館は閉館の30分前まで
休館日 月曜日（ただし、10月12日、11月2日、23日は開館）、10月13日、11月4日、24日

（上）「モネーテ」ソートワール　YG×ゴールドコイン×ダイヤモンド　1975年
ビザンチン帝国のヘラクレイオス帝が7世紀に発行したソリドゥス金貨を贅沢に用いたソートワール。コインのふぞろいな形を生かした唯一無二のデザイン。エリザベス・テイラーはこれを大変気に入り、7回目の結婚相手であるジョン・ワーナーと婚約した日も身に着けていた。
（下）「富士山」ブローチ　YG×PT×マザーオブパール×エナメル×ダイヤモンド　1971年
テーマとして極東文化を取り入れた1970年代のブルガリらしいブローチ。マザーオブパールを背景に、浮世絵を思わせる富士山の眺めを、遠近感のある構図で立体的に描いた。まさにアート級のデザインである。融合と革新を感じさせる創造性の高いマスターピースといえるだろう。