
ヒルズカフェ/スペースで行なわれた新作発表会の模様。セナ写真展に協力された小池宣夫氏(左)には、ウブロ社CEOジャン・クロード・ビバー氏(右)より「ビッグ・バン フドロワイアント セナ」が贈られた。中央の女性がアイルトン・セナの実姉にして財団代表のビビアーニ・セナ氏、男性はウブロがサポートする若手レーサーでアイルトンの甥にあたるブルーノ・セナ氏。
セナの志しは人々の魂に生き続けている
1994年のF1サンマリノGPでは誰もが目を疑った。世界屈指のレーサーであるアイルトン・セナを襲った衝撃のアクシデント。彼はサーキットに散り伝説の人となった。この年、実姉のビビアーニは、彼の遺志を継いで非営利団体「アイルトン・セナ財団」を設立した。今もなお彼を偲ぶ世界中の絶大なるファンに支えられ、14年間で940万人以上ものブラジルの恵まれない子供たちに教育支援を行ってきた。この活動に感銘を受けたウブロ社のCEOジャン・クロード・ビバー氏は、2007年にセナ財団とパートナーシップを締結し、コラボレーションモデルを発表して財団の活動を世に報じ大きな反響を呼んだ。今回のコラボレーションモデル第2弾も活動支援の一環。その発表パーティーには財団代表のビビアーニ氏と、アイルトンの甥であり注目のレーサーでもあるブルーノ氏を招き、アイルトンと親交の深い小池宣夫氏が撮影した彼の貴重な写真を展示するエキシビションが併設された。