
ダナン市のハイバン峠からノンヌックまで約90㎞もの海岸線には、美しい白砂のビーチが続く。その先には、コバルトブルーの海が広がっており、リゾートホテルも立ち並ぶ。

ベトナム・ティエンパークの風光明媚な土地で豊かに暮らす
Text Junko Chiba
タンクオンタンジャパンが開発する高級住宅街ティエン・パークのプロジェクトが進行中だ。豊かな自然に抱かれた風光明媚なこの地に、どんな街が生まれるのか。5月に区画販売が始まったこの都市開発プロジェクトの全貌を紹介する。
東に南シナ海、南にクデ川、西に緑深い山……ティエン・パークのある水と森に恵まれたダナン市リエンチュウ郡周辺は、自然の中で心伸びやかに時を過ごすには理想的な場所である。しかも、ハノイとホーチミンのほぼ中間に位置し、陸路においてはベトナムを縦走する南北鉄道と南北ベトナム国道、それにカンボジアやタイへと抜ける東西回廊があり、海路・航空路においては重要な輸送中継基地を持つ交通の要衝である。さらに近くにはビーチリゾートが開けており、ちょっと足を延ばせばフエ、ホイアン、ミソンという三つの世界遺産の古都もある。交通・リゾート・観光と三拍子そろった都市としての機能を備えている。こういった利点を生かし、ティエン・パークは自然と都会が調和した新しい都市構想の下に開発が進められている。
この広大な土地の所有者は、1982年に創業し、現在民間の電線製造業において国内ナンバーワンのシェアを誇るタンクオンタン電子電線ケーブルだ。ここはもともと同社の第2工場予定地だったが、ハノイ、ホーチミンの二大都市からダナンを加えた三大都市構想へと進む政府の政策により、全ての工場を郊外に移転。その敷地を商業・居住用として再開発することになった。そこから「単なるリゾート別荘地ではなく、ショッピングセンターや学校、病院、その他生活に必要な施設を建設し、居住するにふさわしい新都市をつくる」ことを目的とする都市計画が始動した。既に昨年7月にはベトナム人向け住宅地が発売されて即日完売。現在、その対岸に建設される、日本人を中心とする外国人向け高級住宅地ティエン・パークの第1段階の土地造成作業が行われている。都市デザインを手がけるのは米国の大手WATG社。日本における正規窓口となるタンクオンタンジャパンが、区画分譲から企業・店舗の誘致、各種設備のプランニングなどを手掛ける。
この広大な土地の所有者は、1982年に創業し、現在民間の電線製造業において国内ナンバーワンのシェアを誇るタンクオンタン電子電線ケーブルだ。ここはもともと同社の第2工場予定地だったが、ハノイ、ホーチミンの二大都市からダナンを加えた三大都市構想へと進む政府の政策により、全ての工場を郊外に移転。その敷地を商業・居住用として再開発することになった。そこから「単なるリゾート別荘地ではなく、ショッピングセンターや学校、病院、その他生活に必要な施設を建設し、居住するにふさわしい新都市をつくる」ことを目的とする都市計画が始動した。既に昨年7月にはベトナム人向け住宅地が発売されて即日完売。現在、その対岸に建設される、日本人を中心とする外国人向け高級住宅地ティエン・パークの第1段階の土地造成作業が行われている。都市デザインを手がけるのは米国の大手WATG社。日本における正規窓口となるタンクオンタンジャパンが、区画分譲から企業・店舗の誘致、各種設備のプランニングなどを手掛ける。