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(左上)圧倒的な存在感を放ち、デザインオブジェのようなツヴァイルシリーズのつまみ。(右上)浴室ドアのハンドル、脱衣室のドアのレバーハンドルとサムターン、サニタリースペースの棚受、水栓をツヴァイルシリーズでそろえる。(左下)レバーハンドルは3デザインをそろえる。(右下)ツヴァイルシリーズのフックはインテリアとしての存在感をかもしだしている。
Zwei L
究極の仕上げが成すインテリアの恍惚

Text Nile’s NILE
空間にあるだけで、圧倒的な存在感を示す建築金物「Zwei L(ツヴァイル)」シリーズ。デザインオブジェのような、そのたたずまいが、ハイエンドな空間に調和する。
住まいのインテリアを考える際、ドアハンドルなどの建築金物を、インテリアの一つとして見たことはあるだろうか。毎日目にし、手に触れることも多い場所だからこそ、実はこだわりたい部分でもある。特に存在感のあるものであれば、それは空間のアクセントにもなり、部屋の雰囲気をも左右する。
 ここに、まるでデザインオブジェのような造形美をまとう建築金物がある。家具金物・建築金物を主に扱うトップメーカーとして85年の歴史を持つスガツネ工業が手がける、フラッグシップブランド、「ZweiL(ツヴァイル)」シリーズだ。ドアハンドルをはじめ、ドアノブ、フック、棚受からサニタリースペースの建築金物まで、44種の製品数をそろえる。建築金物という、ともすれば目が行きづらい部分に、空間のアクセントとなるような、圧倒的な存在感を放つ建築金物を置く。それはハイエンドな空間に許されたステータスといえるだろう。
 ツヴァイルシリーズの特長は、究極の鏡面研磨とサテン仕上げだ。シリーズ名のツヴァイルは、ドイツ語で「二つの光」を意味し、ミラー(鏡面)の光とサテンの光を表している。
 澄んだ湖水の深淵(しんえん)をおもわせるミラーの輝きは、スガツネ工業の鏡面研磨の技術があってこそなせるものであり、一点一点が、熟練したみがき職人の手仕事で仕上げられている。研磨粒度は通常の鏡面研磨のおよそ2倍、工程数は5倍にもおよび、精緻な仕上がりを追求している。また、エッジの美しさも特長といえる。研磨を行っていくと、人の目にもわかるほどの角部のダレが出てしまうものだが、職人の技術と工夫で、シャープな印象を保ちつつ、その鋭利さが手触りを損ねることがないよう微調整されている。
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