また、いったん反発後に到達した直近(9月5日)高値というのは前記チャネルの上辺にあたる水準であり、要は今後、同チャネルを上放(うわばな)れるかどうかが一つのポイントということになる。同時に、少なからぬ個人投資家におなじみの「一目均衡表」という体系化された分析ツールを用いれば、その日足が「雲」を下から上に突き抜けるかが当面の勝負ということになろう。ご興味あれば一度、パソコンや携帯端末の画面上に映し出した日足チャートで確認しておかれたい。
また、東証マザーズ市場は基本的に高い成長余力が見込まれる新興企業が多く集まる市場であるだけに、当然のことながら、極めて将来有望であるにも拘(かかわ)らず、最近は全体の地合いに押されてしまって今一つ冴えない値動きにとどまっている銘柄というのも数多くある。
例えば、東証マザーズに上場する3月決算企業で、売上高の増減率が前期比(今期予想)+10%以上、営業利益が同+30%以上、純利益が同+50%以上、ROEが10%以上という条件で銘柄選別してみると、純利益の伸びが大きく見込まれる順に、ビープラッツ(4381)、ブティックス(9272)、ダブルスタンダード(3925)、アルファポリス(9467)、フェイスネットワーク(3489)などといった銘柄が挙がってくる。いずれも要注目と言えるだろう。
また、東証マザーズ市場は基本的に高い成長余力が見込まれる新興企業が多く集まる市場であるだけに、当然のことながら、極めて将来有望であるにも拘(かかわ)らず、最近は全体の地合いに押されてしまって今一つ冴えない値動きにとどまっている銘柄というのも数多くある。
例えば、東証マザーズに上場する3月決算企業で、売上高の増減率が前期比(今期予想)+10%以上、営業利益が同+30%以上、純利益が同+50%以上、ROEが10%以上という条件で銘柄選別してみると、純利益の伸びが大きく見込まれる順に、ビープラッツ(4381)、ブティックス(9272)、ダブルスタンダード(3925)、アルファポリス(9467)、フェイスネットワーク(3489)などといった銘柄が挙がってくる。いずれも要注目と言えるだろう。

(左)THIS MONTH RECOMMEND それは、もはや一つの“現象”
過日、一時的にも時価総額が1兆ドルを突破したことでも話題のアマゾン・ドット・コム。同社が営むビジネスのことを、著者は「経営学の革命」と断言する。本書は、アマゾンで「これまで何ができるようになったのか」と「これから何ができるようになるのか」を単純明快に教えてくれる。もはや、アマゾンは一つの“現象”と言ってもよく、その仕組みを知れば自ずと未来が見えてくると同時に、これからどう対応すべきかを考えさせられる。
『amazon 世界最先端の戦略がわかる』成毛眞著/ダイヤモンド社/1,836円
(右)たじま・ともたろう 金融・経済全般から戦略的な企業経営、個人の資産形成まで、幅広い範囲を分析、研究。講演会、セミナー、テレビ出演でも活躍。tomotaro-t.jimdo.com
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