世界の贅沢、NILEの贅沢

1．ユーザーが製品を使い続ける限り修理・サポートを行うことをポリシーとしているアフターサービス部門では製造したすべての製品の主要部品を保管している。
2．創業当時の貴重な一枚。創業者である春日二郎氏（左）と若かりし現・会長の齋藤重正氏。
3．本社工場内では熟練技術者が一台ずつ精魂こめて調整や検査、試聴を行っている。出荷検査においては製造したすべての製品をチェックする全数検査を実施。
4．海外での評価も高く、ヨーロッパのオーディオ販売店では人気のハイエンド製品と組み合わせられるとともに、多くの人の目に留まる場所へ陳列されている。
5．創業当時の第一号モデルから現在の最新機種までをきちんと保管。全製品が一堂に陳列されているさまは壮観だ。
6．毎年催される国内外のオーディオ関連専門誌・出版社が実施するプライズでは、上位の評価を常に獲得。これまで受賞した賞状やトロフィーも数えきれない。
※アキュフェーズのホームページ（www.accuphase.co.jp）に、モノ創りへのこだわりや紹介動画を掲載中。

アキュフェーズの素晴らしい点はその盤石な財務体質にある。9割を超える自己資本比率と無借金経営に裏付けられる安定した企業であることと、使い手を考慮した丁寧な設計と高信頼性、そして市場動向に左右されず独自のスタンスを貫くブレのない製品展開を行っていることも心強い。またモデルチェンジの都度、性能が格段に向上し、確実に音が良くなっているという事実もまたユーザーの心をつかんでいるのだ。純国産の頂点たるアキュフェーズのラインアップのなかでも、特に人気の高いのがアンプの機能性を細分化し、おのおのの得意分野を極めたセパレートアンプである。その前段を担うプリアンプのフラッグシップとして君臨するC︲3850は徹底したノイズ低減を推し進めるとともに、より上質な操作性を追い求めたボリューム調整機構に磨きをかけた。一方、プリアンプと対となる大出力ステレオパワーアンプP︲7300は、どんなスピーカーも安定的かつスピーディーに鳴らすパワフルさに加え、高い制動性を獲得。ひずみやノイズを徹底的に低減し、9年前の従来機から大幅な数値的進化、音質改善を実現した。
　まさに40 年を超えた歩みを総括する素晴らしいプロダクトとして全世界から注目を集めている。アキュフェーズは世界に誇れる志の高さを胸にオーディオという文化をこれからも守り続けてゆくことであろう。