世界の贅沢、NILEの贅沢

（上）緑豊かな白金エリアに佇むレジデンス。周辺には北里研究所病院や都立広尾病院があり、レストランやショップも充実。徒歩15分圏内に、最寄りの白金台駅を含む4路線の駅がある。（下左）ゆとりある広さに加え、採光と風通りの良さを考え抜いて設計された専有の室内。転んだときにも怪我をしにくいクッションフロアの採用やバリアフリー設計など、安全と安心の両面で細かな心遣いが行き届いている。（下右）専有部での食事とはまた異なった楽しみを与えてくれるのが館内のレストラン。友人や家族との団らんを生むレストランでは、周りの人の会話が心地よいBGMに変わる。

だが、細かな配慮が行き届いたこれらのサービスも、心地よい室内も、このレジデンスを語るうえではひとつの側面に過ぎない。本当に満ち足りた日々を送るうえで欠かせないのは、同じ空間で暮らす人との出逢いであり、コミュニケーションであり、繋がりだからだ。
　ザ･レジデンス白金スイートが、この点を重視しているのは、アメリカのシニア向け住宅を数多くデザインしてきた「マリーノ･デザイン･パートナーシップ」が共用部の設計を手がけたことからも窺える。
　柔らかな曲線を描く2層吹き抜けのエントランス、太陽の光が差し込む広々としたレストラン、各所に配置されたソファとテーブル、空間を彩る美しい家具や絵画。これらは全て、レジデンスのなかで暮らす人々や、ここを訪れる友人や家族を繋ぐパーツとなる。この空間から何気ない会話とかけがえのない時間が生まれ、それらが積み重なることで毎日は豊かなものになる。レストランやシアタールーム、屋上庭園といった共用部の施設が充実しているのも、人とのコミュニケーションが最も大切なものであるという思想があるからこそだ。
　それらを鑑みると、ザ･レジデンス白金スイートを、たんにシニア向けマンションと呼んでしまうことに抵抗がある。人とのコミュニケーションが生まれる場所―。このレジデンスには、そんな言葉が相応しい。