
年間40万本のゴルフクラブを生産する本間ゴルフの酒田工場。その1本1本を職人が手づくりしている。ここでは、クラブのヘッドとシャフトを組み立てるという最終工程の作業が粛々と進んでいる。

The Art of HONMA
本間ゴルフ
本間ゴルフ
Photo Masahiro Goda
パーシモンといえば本間
「Made in Japan, SAKA TA」と記されている本間ゴルフのクラブ。なぜ、あえて東北の都市名を刻むのか。その真意と、長年支持され続ける HONMAの強みを探りに、山形県酒田市にある工場を訪ねた。
山形県の日本海側に位置し、かつては北前船の寄港地として、明治以降は地方有数の商業都市として栄えてきた酒田。庄内地方のシンボルともなっている標高2236メートルの鳥海山は、出羽富士とも呼ばれ、古くから日本海を往来する船乗りのよき目印であったという。
酒田の市街地から車で約15分、広大な自然に囲まれたこの地に本間ゴルフ酒田工場がある。鳥海山をバックにシンプルで機能的な工場棟がいくつも立ち並び、清潔感が漂う様子は、ヨーロッパの田舎にあるマニュファクチャラーを連想させる。本間ゴルフが横浜からこの地に工場を移してから30年、爾来ゴルフクラブの美しさを追求してきた。
山形県の日本海側に位置し、かつては北前船の寄港地として、明治以降は地方有数の商業都市として栄えてきた酒田。庄内地方のシンボルともなっている標高2236メートルの鳥海山は、出羽富士とも呼ばれ、古くから日本海を往来する船乗りのよき目印であったという。
酒田の市街地から車で約15分、広大な自然に囲まれたこの地に本間ゴルフ酒田工場がある。鳥海山をバックにシンプルで機能的な工場棟がいくつも立ち並び、清潔感が漂う様子は、ヨーロッパの田舎にあるマニュファクチャラーを連想させる。本間ゴルフが横浜からこの地に工場を移してから30年、爾来ゴルフクラブの美しさを追求してきた。