
進化するがん治療法「免疫細胞治療」(3)
Photo TONY(P3) Text Chiho Kato

多様な医療連携により最先端の医療を提供
東京をはじめ札幌、新横浜、大阪、福岡に拠点を置く瀬田クリニックグループでは、集学的がん治療(単独治療法ではなく標準的治療法を組み合わせた複合的な治療のこと)において国内外での最先端免疫細胞治療の拠点となるべく、周辺の医療機関と綿密な連携を図りながらのチーム医療を推進する。後藤院長が「標準的治療も併用し免疫細胞治療を取り入れれば、非常にバリエーションある個別化治療が可能になる」と話すように、免疫細胞治療は何かの治療法のかわりではなく「標準的治療と組み合わせることで、その基盤となる治療法」である。