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ゆえに今日も、真の美味なるひとときを望むならば、何はともあれ原産の『天使のエビ』を始めとした海の幸をいただこう。日本へも輸出されて名高い天使のエビだが、ここヌメアのレストランでおもむろにリクエストして、前菜のひと皿として現れたそのボリュームと、めくるめく美味しさには思わず頬が緩み、それが夕暮れを迎えたアンスバータビーチというロケーションとなれば、手元の白ワインがさらに進んでしまう。巨大な伊勢エビはイル・デ・パン島で、そしてヤシガニはロイヤルティ諸島で採れたものが絶品だ。水揚げされたばかりのマグロや鯛を、刺身やカルパッチョで愉しむのもいい。もちろん肉料理も、牧場で飼育されている鹿肉の料理にはことさら新しい驚きがある。どんな我がままをも叶えてくれる、この島の豊かな食材に心から乾杯したい。

●L'Hippocampe
ホテル『ル・メリディアン・ヌメア』内のフレンチレストラン。
季節毎の地元の新鮮な食材を駆使した創作料理は、正統派フレンチながら未知の味への冒険もさせてくれる魅力の時空間。レストランに面した樹々の生い茂るガーデンにテーブルをセッティングしてのランチタイムもまた心地よい。
L'Hippocampe
Pointe Magnin BP1915, 98846 Noumea Cedex, Nouvelle-Caledonie
TEL+687 265 000
(右)ディナーアラカルトより『ラグーンフィッシュ・ビバノ(尾長鯛)と昔風のジャガイモのピュレ、トリュフのオイルソース』。ワインはボルドー、ブルゴーニュを中心にいずれもプロミエ・クリュ(最高等級)のものが揃う。
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