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(上)軽井沢ならではの味覚を提供するメインダイニング、日本料理「嘉助」。(下左)季節の野菜の甘みを引きだした豆腐は人気のメニュー。初夏はそら豆を。(下右)幻想的な光と闇に包まれ、五感を刺激するメディテイションバス。
「星のや 軽井沢」で味わう極上の寛ぎ、
そして心身を癒す至福の食とは
緑の中に住まうような洗練された客室や、大正3年に開かれた星野温泉のやわらかな湯のほか、「星のや軽井沢」での楽しみのひとつが食。メインダイニングの日本料理「嘉助」では、「地味真髄」をコンセプトに、軽井沢の旬の素材をいかした日本料理を提供している。地元野菜の風味をいかした季節の変わり豆腐、信州牛のサーロインなど、奇を衒うのではなく、その季節ごとに旬である軽井沢の素材の持ち味を最大限に引き出した、うまさの真髄を追求した職人の技が、ひと口ごとに心身の隅々に浸みてくる。
 同じく地元食材にこだわりながら、自然の生命力をそのまま享受し、身体を内側から調える「調食」がテーマの朝食もまた、ここならでは。健康な体づくりにつながるバランスを考え、穀物、野菜、肉と魚を5・2・1の割合で用意。釜炊きのご飯は、長野県木島平産コシヒカリの玄米に、黒胡麻や黒米などを合わせた「五黒米」を提供する。新鮮な地産地消の食材を、甘みが出るまで咀嚼して、栄養分をあますことなく取り入れる。心をこめて丁寧に調理された朝食を、時間をかけて味わうことが、いかに心身を健やかにするか。当たり前のように思えることを、改めて実感させられる。
 3月からは、新陳代謝を活発にする成分を多く含み、美肌や老化防止にも効果がある日本酒を身体の内外から取り入れる「日本酒で吟醸逗留」も実施。日本酒案内人が、日本酒風呂や、日本酒を使った料理、酒粕を用いたトリートメントなど、日本酒の恵みを満喫する滞在をアレンジしてくれる。季節に合わせた酒を味わう、「日本酒歳時記」も好評だ。
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