世界の贅沢、NILEの贅沢

（左）「XX c.1879」／1879年頃に生まれた世界最古のジーンズ。現在の501®のベースになったモデルで現在11,497,500円相当の値がつけられているというまさにミュージアムピース級の価値を持つ。※10月11日現在の為替
（中）「NEVADA 1880s」／1990年代にネバダ州の炭鉱で発見され、2001年5月にeBayのオークションに出品されたものをリーバイ・ストラウス＆カンパニー社が買い取った。野菜（植物）インディゴ染め、左腿に折りたたみ式の定規を常備するための“スケールポケット”があしらわれていることなどから1880年代頃のモデルであると推定される。
（右）「BARNYARD c.1860 501R XX」／lotナンバー501®が初めて使用されたモデル。1本針を用いたアーキュエットステッチやフロントポケットスレーキのプリント、クロットリベットやツーホースレザーパッチといったディテールからジーンズ創世記に誕生したことがわかる。1998年に＄15,000で発見者（カリフォルニア郊外北東部の廃家にて）から買い取った。

リーバイス®　
世界最古のジーンズ　
日本初上陸

Photo Ichigo Sugawara

11,497,500円の価値の真相（深層）とは？

ジーンズの永遠のスタンダードであり、最先端。それは、世界で初めてジーンズを生み出したリーバイス®のみに与えられた唯一無二のステイタスだ。
　そのリーバイス®の中で最も歴史のあるジーンズ、つまり世界的に最古といわれる貴重なオリジンがこの度日本初上陸する。1879年頃に誕生したとされるそれは、当時最も高いクオリティを意味する産業用語とされた“XX"を冠した「XXc.1879」と呼ばれる。ジーンズのマスターピース、501®のベースになったモデルだが、バックポケットがひとつ、フィットを調節するシンチやサスペンダーがついているなど現在の501®とは異なる仕様。当時、アメリカ西部の小さな雑貨店や衣服店で販売され、働く男性のワークウェアとして愛されたことがうかがえる。2003年にヴィンテージ衣類のディーラーからリーバイ・ストラウス＆カンパニー社が買い取り、以来アーカイブの耐火性金庫にて保管されている。なんと現在の市場価値が＄150,000（日本円で11,497,500円）だというのも驚きだ。
　さらに、今回は1990年代にネバダ州の炭鉱で発見されたアーカイブの代表格、通称「NEVADA 1880s」、lotナンバー501®が初めて使用されたモデル「BARNYARD c.1860 501® XX」も同時展示。しかも、USアーカイブのヒストリアン、リン・ダウニー氏も来日するという、リーバイス®ファンはもちろん、ジーンズコレクターにはこの上ない機会だ。リーバイスの歴史を全て知る彼女から語られる貴重なジーンズたちの軌跡。ぜひ、期間中にLevi’s® Store 渋谷店に足を運んで、約130年前に誕生したファーストジーンスをその目で確かめて欲しい。

「OVERALLS -The Origin- 世界最古のジーンズ日本初上陸」
開催場所：Levi’s® Store 渋谷店　東京都渋谷区宇田川町 17-2 渋谷伸工ビルTEL03-5356-9657　
開催期間：XX c.1879：10月13日（木）～16日（土）　
※13日（木）・14日（金） 17:00～20:30／15日（土）・16日（日） 13:00～17:00
NEVADA 1880s：10月13日（木）～16日（土） 11:00～21:00
BARNYARD c.1890 501® XX：10月13日（木）～23日（日）　11：00～21:00
問い合わせ　リーバイ・ストラウス ジャパン　TEL0120-099501　http://www.levi.jp/origin/