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(左から)ピエール・ガニェール。香港、韓国にも出店を果たし、アジアでも知名度は抜群。デモンストレーションで作った「本マグロの赤身“ルージュ”仔豚の脂身のアクセント平貝とマッシュルームを添えて」。
ガニェール作、華麗なるジャポニズム
最新の器具を使う技巧的なスペイン勢と対照的だったのが、ピエール・ガニェール。料理を作りつつ料理哲学を熱く語る彼の姿は、厨房で檄を飛ばしながら腕を振るう職人気質に溢れ、逆に新鮮に写ったくらいだ。
 今回使用した食材は平貝とマグロ。「素晴らしい食材には手を加え過ぎない」ということで、平貝はさっと炙りヨーグルトマスタードで和え、マグロも生のまま、ビーツとフォン・ド・ヴォライユのソースで和え、軽い食感に仕上げた。またデザートに、シソ、生ワサビ、ショウガをスパイス感覚で使用。シェーブルチーズのタルトにショウガと生ワサビでアクセントを加え、さらに梅酒漬けの梅とシソでペーストを作った。洋ナシのシャーベットにはスダチをひと搾り。伝統的フレンチに日本食材を散りばめ見事なジャポニズムを魅せてくれた。
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