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黒田清輝 「裸体婦人像」1901(明治34)年 静嘉堂文庫美術館蔵
日本の近代美術に大きな足跡を残した黒田清輝。フランスに留学して西洋絵画を学んだ。「裸体婦人像」は展示される際、「公序良俗に反する」として下半身部を布で隠されたほど世を騒がせた(「腰巻事件」として知られる)一枚。
Contemporary Meiji
Text Izumi Shibata
今までの日本の西洋画とは異なる、明るい光の表現
幕末から明治、社会が激動した時代。
 1885(明治18)年に三菱財閥2代目総帥に就任した岩﨑彌之助は日本経済の確立に手腕を発揮しつつ、芸術文化の支援にも高い関心を示していた。そんな彌之助と息子の小彌太は、古美術や古典籍とともに同時代の美術、すなわち変革の中で特異なエネルギーを発した明治初期の作品も蒐集(しゅうしゅう)。激動の中で表現を模索する芸術家たちの理解者としての横顔も持つ。
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