
(左)成就院の廊下から月光に映し出される庭は、一目見ただけで趣を感じられる美しさだ。この名園を眺めていると、心はいにしえへと誘われるよう。(右)夕食会では、精進料理「矢尾治」の2段弁当が用意された。精進料理とはいえ、旬の食材をふんだんに使った、目にも舌にもおいしい豪華なものだった。
時間を忘れて見とれてしまう「月の庭」での夕食会
コンサートの後は、普段は非公開の清水寺の本坊である「成就院」での夕食会。成就院の庭園は国の名勝に指定されており、この風情ある庭を眺めながら、清水寺御用達の精進料理店「矢尾治」の弁当を食すという粋なものだ。
庭園は、江戸時代初期に作庭された模範的な池泉観賞式で、蛉(かげろう)燈籠、手毬(てまり)燈籠、誰ヶ袖(たがそで)手水鉢など、ほかでは見られない珍しい石造が配されている。背後の山とのバランスを計算して造られており、雄大な自然と馴染んだ風景としての優美さがある。池に映る月影が見事な様から「月の庭」と呼ばれ、いにしえから賞美されてきたことに得心がゆく名園だ。
「秋・夜の特別拝観」に先駆けて、この日は特別に清水寺全体をライトアップ。仁王門や、三重塔、音羽山のダイナミックな風景が幻想的に映し出され、精霊の存在を感じられる、実にスペシャルなイベントとなった。なお、ダイナースクラブカードでは、毎年「Exclusive at KYOTO」と題して特別プログラムを用意している。来年は、果たしてどんなエクスクルーシブなイベントを企画してくれるのか、とても楽しみだ。
○ダイナースクラブカード
http://www.diners.co.jp/
庭園は、江戸時代初期に作庭された模範的な池泉観賞式で、蛉(かげろう)燈籠、手毬(てまり)燈籠、誰ヶ袖(たがそで)手水鉢など、ほかでは見られない珍しい石造が配されている。背後の山とのバランスを計算して造られており、雄大な自然と馴染んだ風景としての優美さがある。池に映る月影が見事な様から「月の庭」と呼ばれ、いにしえから賞美されてきたことに得心がゆく名園だ。
「秋・夜の特別拝観」に先駆けて、この日は特別に清水寺全体をライトアップ。仁王門や、三重塔、音羽山のダイナミックな風景が幻想的に映し出され、精霊の存在を感じられる、実にスペシャルなイベントとなった。なお、ダイナースクラブカードでは、毎年「Exclusive at KYOTO」と題して特別プログラムを用意している。来年は、果たしてどんなエクスクルーシブなイベントを企画してくれるのか、とても楽しみだ。
○ダイナースクラブカード
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