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年初から7月末にかけての株価の急激な戻りだが、これは中国の実質GDP成長率の伸びを見れば納得が行く。中国の実質GDP成長率は08年10-12月期を底に、09年1-3月期が前年比+6.1%、4-6月期が同+7.9%と着実に回復しており、09年10-12月期には前年比+10%台に乗せるものと見られる。
 08年11月以降の金融緩和に伴って銀行融資も急激に伸びており、その資金の一部は株価や不動産価格の上昇を加速させている。同時に、鉄鋼業やセメント業を営む企業などにもかなり多額の融資が行われている模様であり、すでに過剰生産能力の問題が指摘され始めてさえいる。
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