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齋藤重正 アキュフェーズ代表取締役社長兼CEO。1937年長野県生まれ。1958年春日無線工業(現・ケンウッド)に入社。技術のみならず営業、企画などの業務を経験。1972年にはアキュフェーズ設立企画に参画し、2006年に現在の役職に就く。
落ち着いた佇まいで魅了する、ハイエンドオーディオの理想郷
Text Takashi Iwai
40年にも届く歴史を持つ信頼の国産
ハイエンドオーディオブランド、アキュフェーズ。
高品質なメイド・イン・ジャパン体制を貫き、
欧州をはじめ
世界市場でも高い評価を受けているプレミアム・シンボルだ。
日々の疲れを癒すため、好きな音楽に耳を傾けるひとときにオーディオの存在は欠かせない。特にハイエンドシステムから紡がれる、流麗で細やかな粒立ちの旋律は、演奏者の息遣いまで包み隠さず描写する。この日本でもそうしたハイエンドオーディオ製造のみにフォーカスを絞り、確固たる地位を築いているブランドがある。そのブランドこそ、今回ご紹介するアキュフェーズだ。アキュフェーズが誕生したのは高度成長期の真っ只中である1972年のこと。現・ケンウッドの前身である春日無線電機商会を創業した1人である故・春日二郎氏らが中心となって誕生したハイエンドオーディオメーカーで、創業当時の社名はケンソニックであった。ブランドの語源はACCURATE(正確な)とPHASE(位相)を結びつけたもの。海外からも良い響きを持つと好評で、企業の目指す方向性をも指し示す言葉であることを踏まえ、創業10周年を迎えた1982年に社名をブランドと同じアキュフェーズに変更。誠実な製品作りと、真摯な顧客対応にファンも多く、一度でもアキュフェーズ製品を手にすると長年愛用し続けるというユーザーも多い。
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