
岐阜県高山市にはフィン・ユール邸が完成!
北欧建築や家具を通して、北欧のゆとりある生活文化を学ぶことを目的としたNPO法人「フィン・ユール アート・ミュージアムクラブ(以下FJC)」がある。FJCでは、その活動拠点としてフィン・ユールの自宅を飛騨高山に建設するプロジェクトを進めており、フィン・ユール生誕100年にあたる2012年1月30日、ついにフィン・ユール邸が完成した。
フィン・ユールが30歳のときに設計し1942年に完成した自邸は、現在デンマークのオードロップゴー美術館敷地内に保存されている。これを忠実に再現した白レンガの美しい建物の中には、フィン・ユールがデザインした椅子、テーブル、キャビネットなどが展示されている。内装は、当時としては希なオープンプラン。リビング・書斎・応接室を兼ねた大きな部屋をメインに、そこから庭へとつながる関連性、薪ストーブの炎と横の窓越しの景色、ドアからのぞく隣の部屋の配置、どれをとっても十分に練られた構成となっている。中でも、フィン・ユール邸のシンボルと言えるのがリビングの暖炉だ。手の跡が残るような優しさを持ったカーブを再現するために、職人たちが試行錯誤を重ねたという。
完成したフィン・ユール邸では、日本文化とデンマーク文化に触れるワークショップの開催や、宿泊体験などを予定している。フィン・ユール邸を通して、暮らしの豊かさとは何か、居心地の良さとは何かを感じ取り、上質なデザイン空間を存分に体感してほしい。
●NPO法人 フィン・ユール アート・ミュージアム クラブ
岐阜県高山市松倉町2115 キタニ内
TEL:0577-34-6395
http://www.fjc.kitani-g.co.jp/
フィン・ユールが30歳のときに設計し1942年に完成した自邸は、現在デンマークのオードロップゴー美術館敷地内に保存されている。これを忠実に再現した白レンガの美しい建物の中には、フィン・ユールがデザインした椅子、テーブル、キャビネットなどが展示されている。内装は、当時としては希なオープンプラン。リビング・書斎・応接室を兼ねた大きな部屋をメインに、そこから庭へとつながる関連性、薪ストーブの炎と横の窓越しの景色、ドアからのぞく隣の部屋の配置、どれをとっても十分に練られた構成となっている。中でも、フィン・ユール邸のシンボルと言えるのがリビングの暖炉だ。手の跡が残るような優しさを持ったカーブを再現するために、職人たちが試行錯誤を重ねたという。
完成したフィン・ユール邸では、日本文化とデンマーク文化に触れるワークショップの開催や、宿泊体験などを予定している。フィン・ユール邸を通して、暮らしの豊かさとは何か、居心地の良さとは何かを感じ取り、上質なデザイン空間を存分に体感してほしい。
●NPO法人 フィン・ユール アート・ミュージアム クラブ
岐阜県高山市松倉町2115 キタニ内
TEL:0577-34-6395
http://www.fjc.kitani-g.co.jp/