PAGE...1|2|3|4|5
エリオ・オイチシカ《パランゴレP4ケープ1(1964)を着たカエターノ・ヴェローゾ》1968年 撮影者不詳 Courtesy: Projeto Helio Oiticica
陽気で強い生命力感じるアートの興隆
1960年代半ば、ブラジルは、国粋主義的な政治色に支配され、過剰なまでの保守化やマンネリ化が進んでいた。その極端化した価値観は、音楽・アートにまで及び、その時代の文化は影を潜めていた。そんな中、西洋からのモダニズムとは違う独自の文化の創造を目指す動きが若いクリエイターの中から生まれ、「熱帯に住む者の 文化のオリジナリティ」を謳う“トロピカリア”という芸術運動に発展していった。自分たちの文化的アイデンティティは、ジャングルやトロピカルな風土の中から生まれてきたという主張となり、新たな表現を生み始めた。
PAGE...1|2|3|4|5
LINK
CULTURE
シャイヨー宮、変化の躍動
>>2009.1.13 update
CULTURE
美術館新潮流コミッション・ワーク
>>2009.1.13 update
CULTURE
疾走するアストン・マーティン・ミーツ・アート
>>2009.5.15 update
CULTURE
いにしえの芸術を現代アート感覚で解釈する
>>2009.1.9 update
CULTURE
李 禹煥氏が描く「シャトー・ムートン・ロスチャイルド2013」
>>2016.2.20 update

記事カテゴリー