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(左)フレスコ画の習作が壁に描かれたアトリエ・フジタの室内。(右)フレスコ画、ステンドグラスはもとより、細部にいたるまでフジタが手掛けたランス「平和の聖母礼拝堂」外観。
レオナール・フジタとしての実像
日本人でありながらも、フランス人レオナール・フジタとしてその生涯を終えた数奇な異邦人、藤田嗣治。本展では、帰化し、カトリックの洗礼を受け改名するに至った彼の晩年にも焦点をあて、エソンヌ期のアトリエの一部を再現し、日本初公開の豊富な生活資料や作品などとともに展示。宗教画の傑作や、自身が「人生最後の仕事」として手掛けた、ランス「平和の聖母礼拝堂」のフレスコ壁画の習作群、本展のために再現されたステンドグラスも特別展示するなど、出品総数約230点(油彩約35点、水彩・ドローイング約90点、アトリエ関連作品・資料約100点)という圧倒的なスケールでその実像に迫まっている。
●没後40年レオナール・フジタ展 http://www.fujita-ueno.jp/
会場:上野の森美術館
会期:2008年11月15日(土)〜2009年1月18日(日) [会期中無休]
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