
田嶋智太郎的「日米の景気と株価に2番底の可能性」
Text Tomotaro Tajima

8月21日のNY市場でダウ工業株30種平均が終値で節目となる9500ドルを回復した。これを受けて米シカゴ市場で取引されている日経225先物も大幅高となり、再び10500円台を回復してきた。
8月17日に発表された日本の4-6月期GDP成長率は実質(年率)3.7%増と、5四半期ぶりにプラス圏に浮上。米国のGDP成長率(実質)も7-9月期にはプラス転換するものと見られており、にわかに景気回復期待が高まってきたことを背景に、日米の株価はともに出直り基調を強めているわけである。ただ、ここにきて市場では、日米株価に過熱感が高まっている点を警戒視する向きが少なくないのも事実である。
8月17日に発表された日本の4-6月期GDP成長率は実質(年率)3.7%増と、5四半期ぶりにプラス圏に浮上。米国のGDP成長率(実質)も7-9月期にはプラス転換するものと見られており、にわかに景気回復期待が高まってきたことを背景に、日米の株価はともに出直り基調を強めているわけである。ただ、ここにきて市場では、日米株価に過熱感が高まっている点を警戒視する向きが少なくないのも事実である。