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細分化する空の旅を楽しむために
A380は世界のハブ空港を拠点とし、B787は都市と都市の間を直接結ぶ。どちらもジェットセッターには需要が高い。秀島氏は「これからの旅は自分のスタイルでするべき」と話す。A380とB787が移動の面で対照的なように、価格面でも格安会社が参入する傍ら高サービス・高価格を謳うものが出てきている。「コンコルドが象徴したスピード追求の時代は終わった。エアバスはハブとハブ、ボーイングは田舎と都会を結ぶ。価格も含め二極化する今後の航空事情の中では、自分の立場でエアラインを選ぶことが快適な旅に繋がる。そこで気を配ってほしいのがマナー。CAに『いいお客』と思ってもらえるかがポイントです。移動も旅の一部ですから相手をリスペクトし、結果、極上のサービスが返ってくれば素敵ですよね」。もはやフライトは単なる旅の手段ではない。どんなスタイルでも自分にとって快適であるべき。それには出会う人への心配りと自身が楽しむ意識が必要となってくる。
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