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グランサイズ 青山 会員専用の「カフェラウンジ」では、トレーニング前後に、雑誌や新聞を読みながらゆったりくつろぐこともできる。無料Wi-Fiも完備している。


■新刊紹介■ 捜査一課デビュー戦は波瀾の幕開け

公園のゴミ箱から、切断された女性の腕が発見される。その指には一之瀬にも見覚えのあるリングがあった。捜査が難航するなか、次の事件が発生し……。警察小説シリーズ新章突入!



特捜本部 刑事の挑戦・一之瀬拓真 堂場瞬一
860円+税 中央公論新社(中公文庫)好評発売中
時事の基礎体力
「先日、ちょっと真面目に計算してみたところ、実際に書いている正味の時間は、朝2時間、昼2時間、夜1時間で、計5時間くらいですね。意外と短いでしょ? 仕事場にはほぼ一日中いますが、参考資料を読んでいる時間が長いんです」
 資料読みでとくに重視しているのは「時事の基礎体力」をつけること。新聞は複数紙を丹念に読むし、時事ネタを短くまとめた新書もよく読む。リアルの世界で起きている社会的な事象や、何か事件が起きた時にそれに関わる人たちの動きなどを知ることが、作品づくりに役立つという。
「目的なくいろいろなものを読んでいるうちに構想が膨らむこともあれば、これを書くと決めてから資料を集めることもあります。バラバラですね」
 と言う堂場氏は、準備にかける時間もまちまちで、作品によっては「構想10年」というものもあるそうだ。いずれにせよ、資料読みを含めた準備は、作品の基礎固めをする非常に大事なところなのである。


運動で生活のリズムをつくる
 堂場氏はもう10年以上、週3回ペースで汗を流している。当初の目的は「体重を落とす」こと。デビュー直後のストレスや不規則な生活、食べ過ぎがたたって、体重が15㎏も増えてしまったそうだ。「食べ物の制限はあまりしたくなかったので、とりあえずアウトプットを増やそう、体を動かそうと思ったのがきっかけです。かなり絞りましたが、なかなか自由にコントロールできないのが、トレーニングのおもしろいところ。人体実験する感じで、楽しみながらやってます。
 でも今は、ダイエットは二の次で、お昼前後にここで過ごす1時間が生活の核になっています。この時間帯だけは運動のために確保して、執筆や打ち合わせなど、すべての予定をトレーニングを軸に決めています。生活のリズムがつくれるんですよね。周囲には『昼は連絡をよこすな』ってお触れを回しているくらいで、私にとっては誰にも侵されたくない大事な時間です」

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