
ULTRASONE Edition10
そのたぐいまれな再生能力は、手のひらに乗るコンサートホールと表現したくなる。10月20日、世界中で2010セット限定で発売された。ドイツ製。特別価格:294,000円。
そのたぐいまれな再生能力は、手のひらに乗るコンサートホールと表現したくなる。10月20日、世界中で2010セット限定で発売された。ドイツ製。特別価格:294,000円。

ULTRASONE Edition10
手のひらに乗る、
コンサートホール
手のひらに乗る、
コンサートホール
Photo Ryo Kaikura(D-CORD)
Text Tatsuya Otani
Text Tatsuya Otani
音を楽しむ、と書いて音楽となる。
つまり、音楽とは音を奏でるだけではない。
音を聴くのもまた、音楽なのである。
壮大な音空間を作り出す
ウルトラゾーンのヘッドフォン。
それは音楽の新たな側面が垣間見られる、
極上の装置といえる。
つまり、音楽とは音を奏でるだけではない。
音を聴くのもまた、音楽なのである。
壮大な音空間を作り出す
ウルトラゾーンのヘッドフォン。
それは音楽の新たな側面が垣間見られる、
極上の装置といえる。
ゆっくりと過ごしたい休日の午後、お気に入りのCDをかけてみる。ラウドスピーカーから流れる音はもちろん魅力的だが、アーチストと自分だけの世界に没入したいなら、外界から隔絶させてくれるヘッドフォンもありがたい。近年、個性的なヘッドフォンがいくつか登場しているが、そのなかでドイツ・ウルトラゾーン社が送り出す製品の数々は、ひときわ異彩を放ち、多くの専門家からも称賛されている。
1991年、ミュンヘン郊外に設立されたウルトラゾーンは、「ヘッドフォン・リスニングの概念を変える」を基本理念に、革新的な製品を生み出し続けてきたプロ用高品質ヘッドフォンメーカーである。なかでも「Edition」は、ウルトラゾーンが技術の粋を集めて作り上げた最高峰シリーズ。これまでEdition7(2004年)、Edition9(2006年)、Edition8(2009年)が発売され、いずれも高い評価を受けてきた。Edition10は同シリーズの最新モデルで、Editionとして初めて開放型を採用した意欲作である。
1991年、ミュンヘン郊外に設立されたウルトラゾーンは、「ヘッドフォン・リスニングの概念を変える」を基本理念に、革新的な製品を生み出し続けてきたプロ用高品質ヘッドフォンメーカーである。なかでも「Edition」は、ウルトラゾーンが技術の粋を集めて作り上げた最高峰シリーズ。これまでEdition7(2004年)、Edition9(2006年)、Edition8(2009年)が発売され、いずれも高い評価を受けてきた。Edition10は同シリーズの最新モデルで、Editionとして初めて開放型を採用した意欲作である。