
振り返れば、同指数は07年11月に6000ポイントを超える水準までの値上がりを見せたものの、後に08年11月に向けて一時1700ポイント割れをうかがう水準にまで暴落。それから僅か数か月で3000ポイントをうかがう水準にまで値を戻してきたのは、やはり中国政府が次々と繰り出す大規模な経済政策によるところが大きい。同様に、香港市場に上場する中国株43銘柄の株価を時価総額加重方式で指数化した「香港H株指数」も、昨年10月末に一時5000ポイント割れとなった(07年11月には20000ポイントを超えていた)ものの、今年5月下旬には10000ポイント台を回復している。