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デヴィッド・リッジウェイ イギリス出身。トゥールダルジャン パリ本店のシェフソムリエを25年間務めている。
4半世紀にわたり偉大なる
ワインカーブを守る男
Text Chiharu Ono
Photo Hiroaki Yoda
トゥールダルジャンのシェフソムリエ
トゥールダルジャンが擁する、地下2階分900㎡の巨大なワインカーブ。セーヌ河岸に位置するため自然に適度な湿度が保たれ、ワインの保管に最適な環境が整う。1万5000種、450万本を収蔵し、とりわけビンテージワインの品揃えは群を抜いており、中にはシャトー・ディケム1871、ロマネ・コンティ1874、60年もののボルドーグラン・クリュなども。このオールドコレクションの始まりは、初代アンドレ・テライユの時代に遡る。彼は、トゥールダルジャンに隣接する人気店『カフェ・アングレ』の娘と結婚。1870年に、イギリス、プロシア、ロシア宮廷にワインを卸していた妻の父から、希少なコレクションをカーブとともに引き継いだ。そして現在、この宝を25年にわたり守るのが、シェフソムリエ、デヴィッド・リッジウェイ氏である。彼が母国イギリスからパリへ渡ったのは約30年前のこと。トゥールダルジャン世界唯一の支店、ホテルニューオータニにある東京店のイベントで来日中のリッジウェイ氏に話を訊いた。
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