進化を遂げるドバイの近未来系建築
また、見逃せないのがドバイ沖合いに造られた世界最大規模の人工島(パーム・ジュメイラ)。2006年から住居への移住が始まり、物件は既に完売。物件を購入すると、ドバイの居住権が得られるという特典付きが、買い手を増やした。パーム・ジュメイラには、住宅のほか2008年9月24日に開業した「アトランティス・ザ・パームホテル」がある。イルカが泳ぎ、スリル満点のウォーターパークが併設する大型施設はドバイ初。ほかにも、世界地図をモチーフにした300以上の人工島(ザ・ワールド)があり、この先あと2つの巨大人工島(パーム・ディラ)の建設に着手済みというから驚きだ。すべて完成すればパーム・アイランド・トリロジーという複合開発プロジェクトが新たに誕生する。


(上)人工衛星からも見えるように造られた人工島。「The Palm Jumeirah」とは“美しい椰子の木”という意味。(下)ザ・ワールドの島へは、海からのアクセスのみ。まさにプライベートアイランドだ。©ドバイ政府観光・商務局