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ただ、当分はドル不安がくすぶることも事実であり、輸出関連株に物色の矛先が向かうには、いま少し時間が必要かもしれない。そんななか、国内で強まる節約志向を追い風に目に見えて収益を伸ばしている企業が存在する。 
 なかでも有望と思われるのは、『ユニクロ』を展開するファースト・リテイリングだ。同じカジュアル衣料『ポイント』の株価も全体の地合いに対して逆行高である。また『TSUTAYA』を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブは、09年3月期通期の純利益で過去最高を見込む。消費者の外出意欲減退でネット経由のオンライン・ショッピングが急激に伸びている『楽天』も、7—3月期の営業利益が前年同期比2倍増と好調続きである。
田嶋智太郎(たじま・ともたろう)
http://www.e-minamiaoyama.com/
経済ジャーナリスト。金融・経済全般から戦略的な企業経営、個人の資産形成まで、幅広い範囲を分析、研究。講演会、セミナー、テレビ出演でも活躍。新著に「なぜFXで資産リッチになれるのか?」(テクスト刊)がある。
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